医療の高度化と専門化の先陣に立つ国立大学病院。
先進医療の実践と研究を担った最前線に私たちはいます。それゆえ医療の安全管理・医療の透明性は大切な要素です。
当院は、各専門職の責務を果たしうる体制の整備を進め、真に開かれた医療の提供に努めています。
大学病院の機能と役割を果たすために、看護領域別にそれぞれの専門性を 発揮しています。
特定機能病院としての使命を担う当院には、44の診療科、16の各種センターと23の中央診療施設等があり、年間約55万人が外来を受診されています。難治疾患を対象とする各センターに加え、さまざまな診療センターを整え、対象疾患に関連する各エキスパートが力を合わせて診療に当たっています。
私たちの教育に対する考え方は『主体的に学べる看護師の育成』です。
患者さんにも個性があり個別の看護が必要なように、看護師にも個性があります。
その人の理想とする看護観を大切にしながら、成長を見守り支援していきたいのです。
そして主体的な看護実践を通して、人間として大きく成長して欲しいと願っています。
当院は現在、日本看護協会認定看護師:A課程30名(16分野)、特定認定看護師:B課程5名(4分野)、専門看護師11名(5分野)が所属しています。専門・認定看護師はそれぞれの専門分野で、患者さんのQOL向上をめざし、質の高い看護を提供しています。
ワークライフバランスを考慮した充実のサポート体制があります!
東京科学大学病院看護部は、一人ひとりの看護師が日々の看護実践を通じて、豊かな人間性と確かな看護実践能力を身に着けられるよう支援を行います。確実な看護実践能力を身に着けた後には、それぞれのキャリア発展のニーズに応えるように支援を行います。
そして資格を得た後には、専門性を発揮し組織に貢献してもらえるように環境を整えます。